ひがし茶屋街。
歴史ある茶屋建築が軒を連ねるこのエリアは、金沢を代表する観光地として多くの人を惹きつけてやみません。
そんな古都の街並みにすっと溶け込むように佇むのが、プリン専門店『金澤ぷりん本舗』。
金沢らしさにこだわったなめらかプリンが評判のお店です。
美味しさの秘密について、店長の山本まゆ美さんにお話を伺いました。
和菓子の街・金沢で、あえて「プリン」を選んだ理由
■その昔はお茶屋さんとして使われていたという歴史ある建物。
「ひがし茶屋街は日本だけでなく世界中から人が集まるので “国際色豊かな町”と言えるかもしれません。
みなさん、茶屋の雰囲気や町並みを楽しんでいらっしゃいますよ」
そう話してくれた山本さん。
伝統的な木造建築を改装した店舗には飲食スペースと工房が併設されていて、風情ある空間で作りたてのプリンを味わうことができます。
■「作りたてを味わってもらえるように」と、プリンはすべて店内で手作り。
和菓子のイメージが強いひがし茶屋街で、あえて「プリン」を選んだのはなぜなのでしょう。そう尋ねると、
「プリンはみんなが好きな食べ物。老若男女問わず、みんなが楽しく食べられるスイーツですから」
と、山本さん。
たしかに。和菓子のあんこが苦手だったり、洋菓子の生クリームが得意ではなかったり、という話はよく耳にしますが、「プリンが苦手」という声は、あまり聞いたことがない気がします。
みんなが大好きなスイーツだからこそ、お土産にもぴったり。人と人のあいだにやさしい笑顔を広げてくれそうです。
プリンは、素材の良さがまっすぐに伝わるお菓子
■研究に研究を重ねて完成した、とろりと口溶けなめらかなプリン。
そして、プリンにこだわるもうひとつの理由は「素材の味を素直に生かせるスイーツだから」。
豊かな山と海に恵まれた石川県には、魅力的な特産品が数多くあります。
牛乳もそのひとつ。
『金澤ぷりん本舗』で使われているのは、奥能登のブランド牛乳「のとそだち」です。
奥能登にあるわずか数戸の酪農家が、牧草づくりからこだわって作った牛乳。
翌日までに製品化して発送されるため、鮮度も抜群です。
この素材の良さをそのまま味わってほしいと考えたとき、シンプルな材料で美味しさがまっすぐ伝わる「プリン」はまさにぴったりですよね。
石川県らしさにあふれる、個性豊かなフレーバーたち
■能登塩、加賀棒茶など、石川県ならではのフレーバーが揃います。
同店のプリンを語るうえで欠かせないのが、「奇跡のなめらか食感」とうたわれるその口当たり。
スプーンを入れた瞬間に伝わる絹のようなやわらかさは、何度も試作を重ねてたどり着いた努力の結晶です。
そこに石川県ならではの素材を使用したフレーバーが加わり、プリンの楽しみ方はさらに広がります。
オリジナル
素材そのものの味となめらかな口あたりをいちばんシンプルに楽しめる定番品。
能登塩
奥能登・珠洲で受け継がれてきた揚げ浜式製塩法の海水塩を使用。後味すっきり。
加賀棒茶
加賀市の老舗茶舗の加賀棒茶を使用。香ばしい焙煎香が口いっぱいに広がります。
金澤珈琲
金沢の老舗コーヒー店『キャラバンサライ』の豆を使った、香り高い味わい。
抹茶
和の気分を盛り上げてくれる抹茶味。厳選された国産抹茶を使用した、ほろ苦い味わいです。
金箔あずき
小豆餡に金箔がちりばめられた、これぞ金沢という華やかなプリン。
個性豊かなバリエーション。どれにしようか迷ってしまいます!
「思い出のぷりん」であり続けるために
■一口頬張るだけで、旅の思い出が蘇りそう。
金沢を訪れる観光客は年々増え続けており、初めて訪れる人はもちろん、二度目、三度目と足を運ぶ人も少なくありません。
お店の今後について尋ねると、
「地元の牛乳を生かしたスイーツや軽食、それから『金澤ぷりん本舗』のオリジナルグッズにも挑戦していきたいですね」
と、山本さんは楽しそうに話してくれました。
「地元の方はもちろん、観光の方にも“思い出のぷりん”として使っていただきたい。 これからも皆様にとって身近な存在でありたいと思っています」。
金沢の旅情あふれる特別感を持ちながら、どこかほっとする存在。それが『金澤ぷりん本舗』のプリンです。
これからもきっと、ここを訪れる沢山の人にあたたかな思い出を残してくれるでしょう。
■古都・金沢の旅気分をご自宅でぜひどうぞ。
<この商品はこちらのカタログに含まれています>
(DATA)
金澤ぷりん本舗
076-225-7749
石川県金沢市東山1-13-10
営/10:00~17:00
休/不定休(月に1~2日)
[Instagram]@kanazawa_pudding ※外部サイトに遷移します
![]() じのもんライター:中嶋 美夏子 大学進学を機に金沢へ。おいしい食べ物と暮らしに根付く美意識に感動し、日々探求しているうちにいつの間にか十数年が経ってしまった。人々のなにげない日常が撮りたくて、ちょっとしたお出かけでもいつもカメラと一緒。能登からやってきた保護猫とふたり暮らし。 |

